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2022年2月中途入社

山下 慎司

京都営業グループ
学生時代からバンドを組み、プロデビューを果たす。バンド解散と同時にプロ引退。飲食業を経て、2年前に十字屋に転職。高校時代はラグビー部に所属、ポジションはバックス。趣味は野球観戦。休日は、音楽活動やプロ野球阪神戦を楽しんでいる。
京都営業グループ/山下 慎司

入社の動機

専門学校在学時にメジャー音楽事務所ビーイングに所属し、WAR-ED(ウォード)というバンド名で約7年活動しました。結局、バンドは解散することになったのですが、一緒にやっていたメンバーの伝手で、「新店舗の店長をやらないか?」と誘われて飲食業界に転職。任されたお店は、音楽を聴きながら飲食できるミュージックバー。祇園にあって、本来なら集客が見込める条件が整っていました。ところが、開店直後にコロナ禍へと突入。飲食業界には大きな逆風です。時短営業をしつつも、活路を見出そうと試行錯誤しましたが、3年ほどで閉店することになりました。

新たな転職先を探すにあたって、やっぱり自分は音楽に関わる仕事をしたいと再確認。転職サイトで探していると、十字屋の求人を見つけました。長年、音楽活動をしていた私にとって、十字屋は小さな頃から楽器屋というイメージでしたが、調べてみるとヤマハの音楽教室をやっていることを知りました。面接時には、小さな子どもたちが音楽を通じて成長していくという話を聞いて、自分の過去の経験とオーバーラップ。自分も音楽業界のために役立ちたいとの思いで入社を決意しました。
仕事内容について

仕事内容について

営業のメインの仕事は、鍵盤系楽器の販売と教室の生徒募集活動の2つです。販売では、自社の音楽教室や個人のピアノ教室が営業先になります。音楽教室に通い始めた当初はキーボードで練習するのですが、ある程度大きくなったお子さんには楽器の購入を薦めます。そういった対象者はリスト化されていて、いつ何時に教室に来られるかを把握しているので、そこに合わせて車で各教室に出向き、生徒の保護者様に営業をかけていきます。

音楽教室の生徒募集では、チラシを作り、周囲の幼稚園などへのあいさつ回り、ポスティングなどを行います。ウェブ広告などの大規模な販促は本社がやりますが、教室のホームページを使った情報発信なども営業の仕事です。教室に入会した生徒は、小学校に上がるタイミングで、ピアノ専攻かエレクトーン専攻かを選択します。その生徒さんの志向や上達度に合わせて、保護者の方と相談しながら、ピアノ、エレクトーン、電子ピアノといった鍵盤系の楽器を販売します。募集活動の時点からの信頼関係が重要になります。

仕事のやりがい

面接時に伺っていたように、子どもたちの成長を間近で見ることができるのは、最大のやりがいです。やはり、しっかりした楽器を使うと、間違いなく上手くなります。自分の子どもの上達ぶりに喜ばれる保護者の姿を見ると、お金を出していただいた甲斐があったなと、ホッとする瞬間でもあります。発表会はその成長を見ることができる貴重な機会ですが、保護者の方がビデオカメラなどを撮りながら応援している姿を見ると、といい光景だなと感動しますね。その子にあったちゃんとした楽器を選んであげているという充実感も得られます。

音楽教室では、基本的には週に1日レッスンに来て、残りの6日は自宅での練習になります。そのため、きちんとした楽器で練習することはとても大切ですし、楽器による成長の差はどうしても出てきます。電子ピアノはやはり家電の部類で、ある程度作られた音になります。一方、ピアノの場合は鍵盤が弦を叩いて音が出る仕組みなので、ちょっとした失敗やミスタッチでも技術の差が明らかです。子どもはその音の聞き分けができますし、その音への慣れで成長速度も変わってきます。それだけに自分の薦める楽器には責任を感じます。ちゃんとした楽器を売ることで、その子の音楽人生を左右している自負もやりがいのひとつです。
今後の目標

今後の目標

中途入社の契約社員なので、まずは正社員になることが目標です。そのためには、営業すること、物を売ることの意義を極めたいと思っています。私たちが扱う楽器という商材は、決して安くはありません。10万~100万にもなることも多く、それだけに神経も使います。音楽活動の経験があるとはいえ、ピアノの知識や商談の場数はまだまだ足りないと感じています。ロールプレイング(模擬商談)を通じて先輩からノウハウを得ながら、お客さんとの実践経験の場をもっと増やして、自分の型を作りたいと思います。

営業で大切にしているのは、楽器を買ってもらうまでの道筋。最初に顔合わせをして、自分を認識してもらう。自分のことを信頼してもらう。1対1で楽器を買ってもらうためには、商談の場に持ち込むまでが一苦労です。私の場合、比較的うまくその場に持ち込めていると思います。私の営業スタイルが、警戒心をあまり持たれていないようにも感じます。一方で、鍵盤楽器の詳しい知識がまだ足りているように感じることもしばしばあります。ほとんどの場合、生徒の保護者は音楽未経験の方が多いのですが、たまに音楽の先生をされている保護者様がいらっしゃいます。そういったプロの方にも十分な説明ができる知識を身に付けたいと思います。

あなたへのメッセージ

私がそうであったように、これまで音楽をしていた方にはぴったりの仕事だと思います。現在の営業グループのメンバーは、音楽経験がある人がほとんどです。プライベートでも、管楽器をやっていたり、バンドを組んでいたり。日常的に音楽に触れていたり、音楽が好きな人が多いですね。とはいえ、未経験者もいますし、実際にやっていける仕事だと思います。覚えることも多いのですが、優しい先輩がいるので、丁寧に教えてくれます。私も、先輩や周囲の人たちに1年間かけて育てていただきました。今の自分があるのも先輩のおかげだと感じています。

私は32歳ですが、この会社では若い方だと思います。これからは、もっと若い人が入ってくると盛り上がるような気もしています。
正直、仕事なので楽しいことばかりではないですが、世の中にはもっとつらい仕事も多いと思います。何より、子どもの成長を間近で見ることは楽しいし、やりがいも感じられる仕事です。子どもたちと日常的に接しているので気持ちも若返ります。キラキラしている姿から若いエキスを自然と浴びているので、心身にも好影響があるとも思いますね。ぜひ、一緒に仕事を楽しみながら若返りましょう!
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